迷路

自分とは何かを知るための日記

日出ずる処の民は、周囲の評価を気にするのだ

午前中はテニススクールのお仕事。先日からの下痢は夜中におさまった模様だったが、再発を恐れて朝食は摂らないことにする。ここらへんは自分の性格が出ていると思う。まぁ大丈夫でしょー、とはならず、転ばぬ先の杖を持ちたがる。

先日の夕飯も食べてないので、昨夜から何も食べていないことになる。

職場に着いて、スタッフたちととレッスン前に談笑する。

「昨日の夜、すごい下痢でさ、途中でコートからいなくなるかもよ」と予防線を張る。

後輩のアシスタントコーチが

「えー、それは無理ですよー」と困ってみせる。

他のコーチが「1回だけ消えたことありますよね、もうダメだっつって(笑)」

常習犯とまではいかないが、お腹が弱いのは周知のことである。

 

結局、レッスンでは大丈夫だった。ただ、気温が33度ぐらいだから、熱中症になりそうだった。お腹壊してしまう時は、どうしても水分が不足気味になる。飲めばお腹壊すかもしれないし、飲まないと熱中症。どちらが死に近いかと言えば、やはり熱中症なので、常温の水を飲んで、なるべくお腹を冷やさないようにした。冷たい水の方が体に早く浸透し、ぬるい水はお腹にチャポチャポたまる。でも冷たいものがお腹に入ってくるのは不安だ。多少浸透が遅くても常温が正解だろう。

 

しかし、下痢と熱中症の表裏一体な症状が確定していても「だから、今日は休みます」と言えない自分。休んでしまった時の周囲の目が気になる典型的な日本人。日出ずる処の国の民。この「日出ずる処」というのは中国から見て日本は東側にあることから、こう呼ぶらしい。池上彰さんが言ってた。で、この「日出ずる処」→「日が出る元(本)」というところから「日本」という名前がついたらしい。池上彰さんが言ってた。

日出ずる処の民は、周囲の評価を気にするのだ。これは池上彰は言ってない。

 

なんとか乗り越えて夕方からクリーニング屋さんの受付。お昼はお腹に優しいうどんにした。